サーミの道具
北欧の古道具を扱っていくと、思っても見ないタイミングでラップランドに住む先住民であるサーミ人の古道具に触れることがあります。それは注意深く見ていないと見落としてしまいそうで、興味のない人にはまったく目に映らないものかもしれません。そんなたまに出会うサーミの古道具を大きく分類すると、ククサなどの木製品、トナカイの角や骨か皮で作られた道具、あとは民族衣装でしょうか。どれも現代の土産物が売店などで売られていますが、僕が触れるのはそれらとはまったく違う、ちゃんと使われてきた古いものです。
今回は珍しく3点見つけましたのでまとめてご紹介します。
どれもトナカイの角で作られた「糸巻き」「針入れ」「ナイフ」の3点です。
1点ずつどうぞ ↓
「糸巻き」
お次 ↓
「針入れ」
お次 ↓
「ナイフ」
この分野はまったくの勉強不足のため、年代の判断ができないのですが、針入れが一番古そうに見受けられます。
「糸巻き」
W7.0×D1.8×H1.1 cm
(ご売約済み)ありがとうございました。
「針入れ」
D2.5×H8.5 cm
(ご売約済み)ありがとうございました。
「ナイフ」
W10.4×H2.2 cm
(ご売約済み)ありがとうございました。