クピッター窯
フィンランド西南部、Kupittaa(クピッター)という町で1921〜1969年まで生産していたKupittaan Savi (クピッター焼)のお品を紹介します。元々はレンガやタイル、陶製品を作っていた窯です。
日本でも「瀬戸焼」や「唐津焼」のことを地名だけで「瀬戸」や「唐津」と言うように、フィンランドの人もいちいち「クピッターン サヴィ」と言わずに「クピッター」と地名だけで呼ぶことが多いです。
そんな歴史の短いクピッター窯では、これぞ!と思う作品がけっして多くはないのですが、いくつかハッとする素敵なものに出会えます。
こちらは、そんな中のひとつ。
Linnea Lehtone がデザインしたジャグのご紹介です。
黒の質感と、チャーミングなハンドルの丸みが好みです。
Kupittaan Savi ジャグ
W11.5×D10.0×H12.0cm
(Sold) ありがとうございました
もう一点、同じくクピッター窯のポット。
すっきっりと嫌味のない筒型。
しっとりと柔らかい印象の黒がよろしいかと。
キッチンツールを立てて収納したり、筆筒などに使われてはいかがでしょうか。
底にMLのサインがありますが、誰だかわかりません。
Kupittaan Savi ポット
D9.3×H8.8cm
(Sold)