design sauce
フィンランドの写真家 Matti A.Pitkänenの写真集を見つけました。
マッティはフィンランドの自然や生活、アーティストの写真や広告写真など幅広く活躍した写真家ですが、この写真集の中に面白い写真がありました。
右の2枚が、いわゆる北欧デザインの工芸品
左の2枚が、そのデザインのソース(ルーツ)となった古民具
温故知新
よいデザイナーほど、過去のモノをよく勉強していると思うし、よくモノが見えていると思う。
現代に生きる僕からすればどちらも過去のモノ。
こちらは Tapio Wirkkala が氷を手にしている写真。
彼は、自然の造形からインスピレーションを受けた作品を多く残しています。
右は、そんな氷から着想した作品。
面白いですね。
ソイルにそんな古→新はないかと探してみましたが、比較できるのはこれくらいでした。
右が、イッタラの1960年代頃?のもの
左が、1800年代後半〜1900年代初頭のもの
アンティークや古民具も、20世紀中期以降のデザインされた工芸製品も、どちらもそれぞれに面白味がありますが、どちらか一方に特化する方が世の中多いみたいですね。
しっかりと「モノ」が見えていれば、どちらも同じだと思うのですが。