Old Tumbler
なんだか気になるタンブラーを手に入れました。
型吹き成形で作られた、
まあ、ぱっと見、普通の古いコップです。
お国はスウェーデン、時代は1900年代初期頃。
ガラスの揺らぎはそこそこ。細かな気泡あり。
サイズはお水を飲むには丁度よいと思う。
一見、秀でた特徴がなく、
しいて言うならば、オーソドックスであることが最大の特徴なのですが、、
よく見ると、首を傾げたように傾いています。
重力による造形。
一緒になって首を傾げながら眺めていると、どんどん愛らしくなってきました。
他人に与えられた美しさなんて、どうでもいいやと、
モノの魅力って、見る人、使う人が見つけて感じて決めることだなと、改めて思いました。
下のほうは少し白っぽくなっています。
ヨーロッパの水に含まれるカルシウムなどの成分によるものかと。
人も物も普通って何だろうな〜っと首を傾げているみたい。
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オールド・タンブラー
D7.0×H10.7 cm
(Sold) ありがとうございました。
今日はもう一点タンブラーをご紹介します。
サンタクロース村のあるフィンランドより、クリスマスにむけたお品です ↓
エナメル彩で赤い実の植物が描かれたタンブラー
上手い絵とは思わないけれど、素朴で真面目な絵だなって思います。
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エナメル彩タンブラー
D6.3×H10.0 cm
¥3,500